Windowsでの仮想環境(venv)の作成と有効化


  1. Pythonのインストール: WindowsにPythonがインストールされていない場合は、まずPythonを公式ウェブサイト(https://www.python.org/downloads/windows/)からダウンロードしてインストールします。Pythonのバージョンは、プロジェクトの要件に応じて選択してください

  2. コマンドプロンプトの起動: Windowsのスタートメニューから「コマンドプロンプト」を検索し、起動します。

  3. 仮想環境の作成: 以下のコマンドを実行して、プロジェクトのルートディレクトリに仮想環境を作成します。

python -m venv myenv

上記のコマンドでは、"myenv"という名前の仮想環境が作成されます。必要に応じて名前を変更してください。

  1. 仮想環境の有効化: 仮想環境を有効化するには、以下のコマンドを実行します。
myenv\Scripts\activate

仮想環境が正常に有効化されると、コマンドプロンプトのプロンプトの前に仮想環境の名前が表示されます。

  1. 仮想環境の使用: 仮想環境が有効化された状態で、Pythonパッケージやコードをインストールおよび実行することができます。例えば、以下のコマンドを使用して、パッケージをインストールします。
pip install パッケージ名

また、Pythonスクリプトを実行する場合は、通常通りPythonコマンドを使用します。

  1. 仮想環境の無効化: 仮想環境を無効化するには、以下のコマンドを実行します。
deactivate

仮想環境が無効化されると、コマンドプロンプトのプロンプトの前に仮想環境の名前が表示されなくなります。

以上がWindowsでのvenvの作成と有効化の手順です。仮想環境を使用することで、プロジェクトごとに独立したPython環境を維持し、パッケージの衝突やバージョンの競合を回避することができます。