PySide6を使用してUIファイルをビルドする方法 - コード例と解説


  1. UIファイルの作成: まず、Qt Designerを使用してUIファイル(.ui)を作成します。Qt Designerは、PySide6パッケージに含まれており、GUIのレイアウトやウィジェットの配置を簡単に行うことができます。

  2. UIファイルのコンパイル: UIファイルをPythonのコードに変換するために、pyside6-uicユーティリティを使用します。次のコマンドをターミナルで実行します:

pyside6-uic input.ui -o output.py

ここで、input.uiは変換したいUIファイルのパス、output.pyは出力先のPythonファイルのパスです。

  1. UIファイルの統合: UIファイルをビルドして統合するために、以下の手順を実行します。
import sys
from PySide6.QtWidgets import QApplication, QMainWindow
from output import Ui_MainWindow
app = QApplication(sys.argv)
window = QMainWindow()
ui = Ui_MainWindow()
ui.setupUi(window)
window.show()
sys.exit(app.exec())

上記のコードでは、output.pyファイルからUi_MainWindowクラスをインポートし、それを使用してメインウィンドウを作成しています。ui.setupUi(window)メソッドを呼び出すことで、UIファイルの内容がウィンドウに統合されます。

これで、UIファイルをビルドしてPySide6アプリケーションに統合する方法がわかりました。適宜、UIファイルのパスやクラス名を変更してください。また、必要に応じてウィジェットやイベント処理などを追加することもできます。

以上が、PySide6を使用してUIファイルをビルドする方法についての解説とコード例です。これを参考にして、独自のGUIアプリケーションを作成してみてください。