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GNOME設定ツールを使用する方法: GNOMEデスクトップ環境では、設定ツールを使用してタッチパッドの動作をカスタマイズできます。以下の手順でタッチパッドを無効化できます。
- 「設定」アプリケーションを開きます。
- 「マウスとタッチパッド」セクションを選択します。
- 「タッチパッド」のオプションを見つけ、スイッチをオフに切り替えます。
これにより、マウスが接続されている場合にタッチパッドが無効化されます。
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xinputコマンドを使用する方法: xinputコマンドを使用してタッチパッドを無効化することもできます。以下の手順で試してみてください。
- ターミナルを開きます。
xinput list
コマンドを実行して、タッチパッドのデバイスIDを確認します。xinput list-props <デバイスID>
コマンドを実行して、タッチパッドのプロパティを表示します。- タッチパッドのプロパティの中から「Device Enabled」または類似のプロパティを見つけ、値を0に設定します。
これにより、タッチパッドが無効化されます。ただし、この方法はセッションの再起動後には効果がなくなります。
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udevルールを使用する方法: udevルールを使用して、マウスが接続されたときに自動的にタッチパッドを無効化することもできます。以下の手順で行います。
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ターミナルを開きます。
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/etc/udev/rules.d
ディレクトリに移動します。 -
sudo nano 99-disable-touchpad.rules
コマンドを実行して、新しいudevルールファイルを作成します。 -
エディタで以下の内容を追加します。
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="input", ENV{ID_INPUT_MOUSE}=="1", ENV{ID_INPUT_TOUCHPAD}=="1", RUN+="/bin/sh -c 'xinput disable <タッチパッドのデバイスID>'"
このルールは、マウスが接続されるたびに指定したタッチパッドを無効化します。
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ファイルを保存してエディタを終了します。
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sudo udevadm control --reload-rules
コマンドを実行して、udevルールをリロードします。
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これにより、マウスが接続されるたびにタッチパッドが無効化されます。
これらはいくつかの一般的な方法ですが、使用しているLinuxディストリビューションやデスクトップ環境によって異なる場合があります。環境に合わせて適切な方法を選択してください。