Ember.jsにおけるViewsとComponentsの違いと使用方法


  1. Views: Viewsは、特定の部分画面(UIの一部)を表現するために使用されます。Viewsは通常、HTMLやHandlebarsテンプレートと結び付けられ、そのテンプレートに基づいてUIの表示を制御します。Viewsには、イベントハンドリングやDOM操作などの機能も含まれています。

以下に、Viewsの使用例を示します:

import Ember from 'ember';
export default Ember.View.extend({
  classNames: ['my-view'],
  templateName: 'my-view-template',
  click() {
    // クリックイベントのハンドリング
  },
  didInsertElement() {
    // DOM要素が挿入された後の処理
  }
});
  1. Components: Componentsは、再利用可能なUIの部品として使用されます。一般的に、Componentsは独自のスタイルや動作を持ち、自己完結型であることが求められます。また、他のComponentsやViews内で使用されることもあります。

以下に、Componentsの使用例を示します:

import Ember from 'ember';
export default Ember.Component.extend({
  classNames: ['my-component'],
  layoutName: 'my-component-layout',
  actions: {
    // コンポーネント内でのアクションの定義
  },
  didInsertElement() {
    // DOM要素が挿入された後の処理
  }
});

ViewsとComponentsの主な違いは次のとおりです:

  • Viewsは特定の部分画面を表現し、UIの表示とインタラクションを管理します。一方、Componentsは再利用可能なUIの部品として使用されます。
  • Viewsは通常、テンプレートと結び付けられ、HTMLやHandlebarsを使用してUIを描画します。Componentsは一般的に独自のテンプレートを持ち、自己完結型のUIコンポーネントを表現します。
  • Componentsは他のComponentsやViews内で使用されることがありますが、Viewsは通常、ルーティングやコントローラーと結び付けられています。

以上がViewsとComponentsの基本的な違いと使用方法の概要です。この情報をもとに、Ember.jsにおけるViewsとComponentsの使い分けや適切な活用方法について詳しく解説していきます。