まず、date_sunset()関数の基本的な構文は以下の通りです:
mixed date_sunset ( int $timestamp [, int $format = SUNFUNCS_RET_STRING [, float $latitude [, float $longitude [, float $zenith [, float $gmt_offset ]]]]] )
この関数は、指定した日付と場所における日没時間を返します。引数の意味は以下の通りです:
$timestamp
: 日没時間を取得する日付のUNIXタイムスタンプ。省略した場合は現在の日付となります。$format
: 返り値のフォーマットを指定します。デフォルトはSUNFUNCS_RET_STRINGで、文字列形式で日没時間を返します。他のオプションとして、SUNFUNCS_RET_DOUBLEやSUNFUNCS_RET_TIMESTAMPがあります。$latitude
: 日没時間を取得する場所の緯度。デフォルトは現在の位置の緯度となります。$longitude
: 日没時間を取得する場所の経度。デフォルトは現在の位置の経度となります。$zenith
: 日没の計算に使用する天頂角の値。デフォルトは90.5度です。$gmt_offset
: GMT(協定世界時)との時差を指定します。デフォルトは現在のローカルタイムゾーンのオフセットとなります。
以下は、具体的なコード例です。
- 現在の日付と場所の日没時間を取得する例:
$sunset_time = date_sunset();
echo "今日の日没時間: " . $sunset_time;
- 特定の日付と場所の日没時間を取得する例:
$date = strtotime('2024-03-15');
$latitude = 35.6895; // 東京の緯度
$longitude = 139.6917; // 東京の経度
$sunset_time = date_sunset($date, SUNFUNCS_RET_STRING, $latitude, $longitude);
echo "指定した日の日没時間: " . $sunset_time;
- 返り値をUNIXタイムスタンプとして取得する例:
$sunset_time = date_sunset(time(), SUNFUNCS_RET_TIMESTAMP);
echo "今日の日没時間(UNIXタイムスタンプ): " . $sunset_time;
これらの例では、date_sunset()関数を使用して日没時間を取得する方法を示しています。必要に応じて、引数を適切に設定して日付や場所を指定することができます。