Next.jsでRedux Toolkit Queryを使用する方法


  1. プロジェクトのセットアップ:

    • Next.jsプロジェクトを作成します。
    • 必要なパッケージをインストールします。次のコマンドを実行してください:
      npm install react-redux @reduxjs/toolkit react-query
  2. Redux Toolkitのセットアップ:

    • Redux Toolkitを使用してReduxストアをセットアップします。詳細な手順は省略しますが、公式ドキュメントを参照してください。
  3. Redux Toolkit Queryのセットアップ:

    • Redux Toolkit Queryを使用するために、createApi関数を使用してAPIエンドポイントを作成します。例えば、api.jsというファイルを作成して以下のようなコードを書きます:
      import { createApi, fetchBaseQuery } from '@reduxjs/toolkit/query/react';
      export const api = createApi({
      reducerPath: 'api',
      baseQuery: fetchBaseQuery({ baseUrl: '/api' }), // APIのベースURLを指定します
      endpoints: (builder) => ({
       // エンドポイントを定義します
       getUsers: builder.query({
         query: () => 'users',
       }),
      }),
      });
      export const { useGetUsersQuery } = api;
  4. コンポーネントでの使用:

    • useGetUsersQueryフックを使用してデータをフェッチします。以下に例を示します:
      import { useGetUsersQuery } from './api';
      function UsersList() {
      const { data, error, isLoading } = useGetUsersQuery();
      if (isLoading) {
       return <div>Loading...</div>;
      }
      if (error) {
       return <div>Error: {error.message}</div>;
      }
      return (
       <ul>
         {data.map((user) => (
           <li key={user.id}>{user.name}</li>
         ))}
       </ul>
      );
      }
      export default UsersList;
  5. クライアントサイドキャッシュの使用:

    • Redux Toolkit Queryはデフォルトでクライアントサイドキャッシュを提供します。データの取得や更新後に自動的にキャッシュされ、再フェッチを行わずにデータを取得できます。
  6. オプティミスティックアップデートの使用:

    • Redux Toolkit Queryはオプティミスティックアップデートをサポートしています。つまり、データの更新リクエストを送信する前に、楽観的な更新を行い、即座にUIを反映させることができます。

このようにして、Next.jsプロジェクトでRedux Toolkit Queryを使用することができます。これにより、簡潔でパフォーマンスの高いデータフェッチを実現できます。詳細な設定や使用方法については、公式ドキュメントを参照してください。