getStaticPropsメソッドは、Next.jsの静的生成時にデータをフェッチするために使用されます。このメソッドは、コンポーネントがビルド時に実行され、サーバーサイドでデータをフェッチすることができます。フェッチしたデータは、コンポーネントのpropsとして利用することができます。
以下に、getStaticPropsメソッドの基本的な使用方法を示します。
export async function getStaticProps() {
// データのフェッチと加工のロジックを記述する
const data = await fetch('APIのエンドポイント');
const processedData = await data.json();
return {
props: {
// フェッチしたデータをpropsとして渡す
data: processedData
}
};
}
上記の例では、getStaticPropsメソッド内でデータのフェッチと加工のロジックを記述しています。フェッチしたデータはprops
オブジェクトとして返され、コンポーネント内でprops.data
としてアクセスすることができます。
さらに、getStaticPropsメソッドでは、事前に取得したデータを使用して動的なパスを生成することも可能です。たとえば、ブログの記事の一覧ページを作成する場合、getStaticPropsメソッド内で記事のデータを取得し、それぞれの記事に対応するURLを生成することができます。
この記事では、getStaticPropsメソッドの基本的な使用方法を紹介しました。さらに詳細なコード例や応用的な使い方については、公式ドキュメントや関連するチュートリアルを参考にすることをおすすめします。