ReactアプリケーションでLocalStorageを使用するために、Reactのフックである「useLocalStorage」を使うことができます。このフックは、LocalStorageの操作を簡単に行うためのカスタムフックです。
以下に、ReactでLocalStorageフックを使用する方法といくつかのコード例を示します。
- ローカルストレージにデータを保存する
import { useState } from 'react';
function App() {
const [name, setName] = useLocalStorage('name', '');
const handleInputChange = (event) => {
setName(event.target.value);
};
return (
<div>
<input type="text" value={name} onChange={handleInputChange} />
<p>Hello, {name}!</p>
</div>
);
}
この例では、useLocalStorage
フックを使用してname
というキーでローカルストレージにデータを保存しています。入力フィールドの値が変更されるたびに、handleInputChange
関数が呼び出され、入力値がname
に保存されます。保存された値はHello, {name}!
というメッセージに表示されます。
- ローカルストレージからデータを読み取る
import { useEffect } from 'react';
function App() {
const [name, setName] = useLocalStorage('name', '');
useEffect(() => {
// コンポーネントがマウントされた時にローカルストレージからデータを読み取る
const storedName = localStorage.getItem('name');
if (storedName) {
setName(storedName);
}
}, []);
return (
<div>
<p>Hello, {name}!</p>
</div>
);
}
この例では、useEffect
フックを使用してコンポーネントがマウントされた時にローカルストレージからデータを読み取っています。localStorage.getItem
を使用して、キーがname
の値を取得し、それをsetName
関数を使って状態に設定します。
以上がReactでLocalStorageフックを使用する方法とコード例です。このフックを使うことで、Reactアプリケーションで簡単にローカルストレージを操作できます。必要に応じて他のLocalStorage操作も同様に実行することができます。