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Mochaのセットアップ: まず、プロジェクトディレクトリでMochaをセットアップします。以下のコマンドを使用して、Mochaと必要な依存関係をインストールします。
npm install mocha
テストファイルを格納するディレクトリを作成し、その中にテストファイルを作成します。
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テストの作成: テストファイルには、非同期関数をテストするためのテストケースを記述します。以下は、非同期関数の例とそのテストです。
// テスト対象の非同期関数 async function fetchData() { // 仮想の非同期処理 return new Promise((resolve) => { setTimeout(() => { resolve('データが取得されました'); }, 1000); }); } // テストケース describe('fetchData', () => { it('データが正しく取得されること', async () => { const data = await fetchData(); assert.strictEqual(data, 'データが取得されました'); }); });
上記の例では、
fetchData
という非同期関数をテストしています。it
のブロック内で非同期処理を待つためにasync
キーワードを使用し、await
を使って非同期関数の結果を取得します。assert
を使用して結果を検証しています。 -
テストの実行: プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行して、テストを実行します。
mocha
テストが実行され、結果が表示されます。
これで、JavaScriptの非同期関数をMochaを使ってテストする方法が分かりました。この方法を使えば、複数の非同期関数や異なるケースを網羅的にテストすることも可能です。必要に応じて、テストのセットアップやアサーションライブラリの詳細なカスタマイズも行えます。