要素は、通常のフォーム要素と同様にname属性とvalue属性を持ちますが、画面上には表示されません。そのため、ユーザーがこの要素に対して直接入力することはありません。
主な用途としては、以下のようなものがあります。
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データの受け渡し: サーバーサイドのスクリプトやJavaScriptの処理に特定のデータを渡す際に使用されます。例えば、ユーザーがフォームに入力した情報を次のページやサーバーに送信する際に、隠しフィールドを使用してデータを保持することができます。
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セキュリティ: ユーザーが閲覧できないようにしたいデータを保持するために使用されます。例えば、セッションIDやトークンなどの重要な情報を、ユーザーからは見えないようにフォーム内に格納することができます。
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フォームの状態の保持: ページのリロードや遷移が発生した場合でも、特定のフォームの状態を保持するために使用されます。これにより、ユーザーが入力した内容が消えてしまうことを防ぐことができます。
以下は、要素の使用例です。
<form action="submit.php" method="post">
<input type="hidden" name="user_id" value="12345">
<input type="text" name="username">
<input type="submit" value="Submit">
</form>
上記の例では、ユーザーが入力したユーザー名をサーバーに送信する際に、隠しフィールドを使用してuser_idを渡しています。ユーザーはこのフィールドを見ることはできませんが、JavaScriptやサーバーサイドの処理で利用することができます。
以上が要素の元々の目的と、その使用方法についての解説です。これを参考にして、必要な場面で適切に利用してください。