まず、DefaultStorageClass Admission Controller とは何かを理解しましょう。DefaultStorageClass Admission Controller は、Kubernetes のリソース作成時にデフォルトのストレージクラスが設定されているかを検証する役割を持っています。つまり、PersistentVolumeClaim(PVC)を作成する際に、明示的にストレージクラスを指定しなかった場合に、デフォルトのストレージクラスが自動的に適用されるようになっています。
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ストレージクラスの設定を確認する: DefaultStorageClass Admission Controller の問題は、ストレージクラスの設定に関連していることが多いです。まず、クラスター内のストレージクラスの設定を確認し、正しく構成されているかどうかを確認してください。
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デフォルトのストレージクラスを設定する: クラスターにデフォルトのストレージクラスが設定されていない場合、Admission Controller が正常に動作しない可能性があります。適切なストレージクラスを選択し、デフォルトのストレージクラスとして設定してください。
例えば、以下のような YAML ファイルを使用して DefaultStorageClass を設定できます:
apiVersion: storage.k8s.io/v1
kind: StorageClass
metadata:
name: default-storage
parameters:
type: fast
provisioner: kubernetes.io/aws-ebs
上記のコードでは、default-storage
という名前のストレージクラスが作成され、type
パラメータが fast
に設定されています。これを使用することで、DefaultStorageClass Admission Controller が正常に動作するようになる可能性があります。