- アロー関数: ES6では、アロー関数と呼ばれる新しい関数構文が導入されました。アロー関数は、短くコンパクトな記述が可能であり、thisの挙動も従来の関数と異なります。以下はアロー関数の基本的な構文です。
const add = (a, b) => {
return a + b;
};
- デフォルト引数: ES6では、関数の引数にデフォルト値を設定することができます。引数に値が渡されなかった場合に、デフォルト値が使用されます。以下はデフォルト引数を使用した関数の例です。
const greet = (name = 'Guest') => {
console.log(`Hello, ${name}!`);
};
greet(); // Hello, Guest!
greet('John'); // Hello, John!
- 分割代入: ES6の分割代入を使用すると、関数の引数としてオブジェクトや配列を受け取ることができます。以下はオブジェクトを引数として受け取る関数の例です。
const getUserInfo = ({ name, age }) => {
console.log(`Name: ${name}, Age: ${age}`);
};
getUserInfo({ name: 'John', age: 30 }); // Name: John, Age: 30
- レストパラメータ: レストパラメータを使用すると、可変長の引数を受け取ることができます。以下はレストパラメータを使用した関数の例です。
const sum = (...numbers) => {
let total = 0;
for (const number of numbers) {
total += number;
}
return total;
};
console.log(sum(1, 2, 3, 4, 5)); // 15
以上がES6関数の基本的な機能と便利な機能のいくつかです。これらの機能を使うことで、より効率的で読みやすいコードを書くことができます。是非、実際のプロジェクトで活用してみてください。