-
i8, u8:
- i8は符号付きの8ビット整数型であり、-128から127までの範囲の値を表します。
- u8は符号なしの8ビット整数型であり、0から255までの範囲の値を表します。
- 例:
let signed_byte: i8 = -42; let unsigned_byte: u8 = 255;
-
i16, u16:
- i16は符号付きの16ビット整数型であり、-32,768から32,767までの範囲の値を表します。
- u16は符号なしの16ビット整数型であり、0から65,535までの範囲の値を表します。
- 例:
let signed_short: i16 = -1000; let unsigned_short: u16 = 5000;
-
i32, u32:
- i32は符号付きの32ビット整数型であり、-2,147,483,648から2,147,483,647までの範囲の値を表します。
- u32は符号なしの32ビット整数型であり、0から4,294,967,295までの範囲の値を表します。
- 例:
let signed_int: i32 = -100000; let unsigned_int: u32 = 200000;
-
i64, u64:
- i64は符号付きの64ビット整数型であり、-9,223,372,036,854,775,808から9,223,372,036,854,775,807までの範囲の値を表します。
- u64は符号なしの64ビット整数型であり、0から18,446,744,073,709,551,615までの範囲の値を表します。
- 例:
let signed_long: i64 = -10000000000; let unsigned_long: u64 = 50000000000;
-
isize, usize:
- isizeは符号付きのポインタサイズの整数型であり、プラットフォームに依存します。
- usizeは符号なしのポインタサイズの整数型であり、プラットフォームに依存します。
- 例:
let signed_ptr_size: isize = -1000; let unsigned_ptr_size: usize = 2000;
Rustでは、整数型のオーバーフローやアンダーフローを安全に処理するための方法も提供されています。また、ビット演算や数値変換など、整数型を操作するための様々な関数やメソッドも豊富に用意されています。
以上が、Rustでの整数型の概要と使用方法の解説です。これらの型を適切に使い分けることで、効率的で安全なコードを記述することができます。