-
LaTeXのインストール: まず、LaTeXを使うためにはLaTeXディストリビューションをインストールする必要があります。有名なディストリビューションにはTeX LiveやMiKTeXがあります。それぞれのオフィシャルウェブサイトからダウンロードして、インストール手順に従ってください。
-
テキストエディタの選択: LaTeXファイルを作成するためには、テキストエディタが必要です。お好みのテキストエディタを使用するか、LaTeX専用の統合開発環境(IDE)で作業することもできます。有名なテキストエディタにはTeXworks、TeXstudio、Sublime Textなどがあります。
-
プロジェクトファイルの作成: 新しいプロジェクトを作成するために、LaTeXファイル(.tex拡張子)を作成します。テキストエディタで新規ファイルを開き、任意のファイル名と.tex拡張子を付けて保存します。
-
プリアンブルの設定: プロジェクトファイルの先頭には、プリアンブルと呼ばれるセクションを追加する必要があります。プリアンブルには、ドキュメントクラス(article、book、reportなど)やパッケージの読み込み、設定などが含まれます。以下は一例です。
\documentclass{article}
\usepackage[utf8]{inputenc}
\usepackage{amsmath}
% 他のパッケージや設定
- ドキュメントの本文: プリアンブルの後に、実際のドキュメントの本文を記述します。例えば、以下のような簡単な例を考えてみましょう。
\begin{document}
\title{空白プロジェクトの作成方法}
\author{あなたの名前}
\date{\today}
\maketitle
\section{はじめに}
ここに内容を書く
\section{結論}
ここに結論を書く
\end{document}
- コンパイル: 作成したLaTeXファイルをコンパイルして、PDFファイルを生成します。コンパイルコマンドはLaTeXディストリビューションによって異なる場合がありますが、一般的なコマンドは次のとおりです。
pdflatex your_file.tex
これにより、カレントディレクトリにPDFファイルが生成されます。